この人,この1枚 −第51回−
J. J. Johnson「Blue Trombone」

J. J. Johnson (ジェイ・ジェイ・ジョンソン) は,1924年インディアナ州インディアナポリス生まれ。
モダンジャズにおけるトロンボーン演奏の第一人者。
1940年代に Benny Carte? (ベニー・カーター) 楽団や Cound Basie (カウント・ベイシー) 楽団でキャリアを積む。
1950年代初頭に Charles Parker (チャーリー・パーカー) や Dizze Gillespie (ディジー・ガレスピー) らとの演奏活動を通じてテクニックを磨く。
いくつかのグループを率いるが,人気,実力とも高いのは,1954年に白人のトロンボーン奏者 Kai Winding (カイ・ウィンディング) と組んだ「J&K」
前立腺ガンによる病苦から2001年に自殺。
本アルバムは,#1〜6がオリジナルLPに収録された演奏で,1957年4月26日,5月3日の録音。
ジェイ・ジェイ・ジョンソンのトロンボーンに,ピアノは Tommy Flanagan (トミー・フラナガン),ベースは Paul Chambers (ポール・チェンバース),ドラムは Max Roach (マックス・ローチ) というメンバー。
#7は上記メンバーのベースとドラムが,それぞれ,Wilbur Little (ウィルバー・リトル) とElvin Jones (エルヴィン・ジョーンズ) に交替した1957年1月29日の録音で,アルバム「Dial J. J. 5」からのもの。
#8〜13は1955年6月6日の録音で,ジェイ・ジェイ・ジョンソンのトロンボーンに,ピアノはHorace Silver (ホーレス・シルヴァー),ベースは同じくポール・チェンバース,ドラムは Kenny Clark (ケニー・クラーク)。
さらに,#9〜13にはテナーサックスとして Hank Mobley (ハンク・モブレイ) が加わってクインテットによる演奏となっていて,これらの演奏は「The Eminent J. J. Johnson vol.2」からのもの。
#1〜6の落ち着いた演奏,#7と#8の短いながらジャージーな演奏,#9〜13のテナーサックスが加わった熱い演奏と,いずれも甲乙つけがたい出来である。
ここで試聴できる。
J. J. Johnson (tb)
Hank Mobley (ts) #9-13
Tommy Flanagan (p) #1-7
Horace Silver (p) #8-13
Paul Chambers (b) #1-6,8-13
Wibur Little (b) #7
Max Roach (ds) #1-6
Elvin Jones (ds) #7
Kenny Clark (ds) #8-13
#01 Hello Young Lovers
#02 Kev
#03 What's New
#04 Blue Trombone
#05 Gone With The Wind
#06 100 Proof
#07 Our Love Is Here To Stay
#08 Portrait Of Jenny
#09 Pennies From Heaven
#10 Viscosity
#11 You're Mine, You
#12 "Daylie" Double
#13 Groovin'
April/26,May/3/January/29/1957 (Columbia), June/6/1955 (Blue Note)
#01-アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,ピアノソロ,ドラムとのチェイスあり。
#02-ドラムのイントロで始まるミディアム〜アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,ウオーキングベースソロ,アルコソロ,ピアノソロ,ドラムソロが入る。
#03-スローテンポの演奏。トロンボーンソロがある。
#04-アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,ウオーキングベースソロ,長いドラムソロが入る。
#05-ベースがテーマを奏でるミディアムテンポの演奏。トロンボーンソロ,ピアノソロがある。
#06-ミディアム〜アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,ピアノソロ,アルコソロ,ドラムソロあり。
#07-ミディアム〜アップテンポの演奏。トロンボーンソロがある。
#08-ミディアム〜スローテンポの演奏。ピアノソロがある。
#09-ベースがテーマを奏でるミディアム〜アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,テナーサックスソロ,ピアノソロ,ベースソロがある。
#10-アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,テナーサックスソロ,ピアノソロ,ドラムとのチェイスが入る。
#11-スローテンポの演奏。トロンボーンソロ,ピアノソロがある。
#12-アップテンポの演奏。テナーサックスソロ,トロンボーンソロ,ピアノソロあり。
#13-ミディアムテンポの演奏。トロンボーンソロ,テナーサックスソロ,ピアノソロあり。

J. J. Johnson (ジェイ・ジェイ・ジョンソン) は,1924年インディアナ州インディアナポリス生まれ。
モダンジャズにおけるトロンボーン演奏の第一人者。
1940年代に Benny Carte? (ベニー・カーター) 楽団や Cound Basie (カウント・ベイシー) 楽団でキャリアを積む。
1950年代初頭に Charles Parker (チャーリー・パーカー) や Dizze Gillespie (ディジー・ガレスピー) らとの演奏活動を通じてテクニックを磨く。
いくつかのグループを率いるが,人気,実力とも高いのは,1954年に白人のトロンボーン奏者 Kai Winding (カイ・ウィンディング) と組んだ「J&K」
前立腺ガンによる病苦から2001年に自殺。
本アルバムは,#1〜6がオリジナルLPに収録された演奏で,1957年4月26日,5月3日の録音。
ジェイ・ジェイ・ジョンソンのトロンボーンに,ピアノは Tommy Flanagan (トミー・フラナガン),ベースは Paul Chambers (ポール・チェンバース),ドラムは Max Roach (マックス・ローチ) というメンバー。
#7は上記メンバーのベースとドラムが,それぞれ,Wilbur Little (ウィルバー・リトル) とElvin Jones (エルヴィン・ジョーンズ) に交替した1957年1月29日の録音で,アルバム「Dial J. J. 5」からのもの。
#8〜13は1955年6月6日の録音で,ジェイ・ジェイ・ジョンソンのトロンボーンに,ピアノはHorace Silver (ホーレス・シルヴァー),ベースは同じくポール・チェンバース,ドラムは Kenny Clark (ケニー・クラーク)。
さらに,#9〜13にはテナーサックスとして Hank Mobley (ハンク・モブレイ) が加わってクインテットによる演奏となっていて,これらの演奏は「The Eminent J. J. Johnson vol.2」からのもの。
#1〜6の落ち着いた演奏,#7と#8の短いながらジャージーな演奏,#9〜13のテナーサックスが加わった熱い演奏と,いずれも甲乙つけがたい出来である。
ここで試聴できる。
J. J. Johnson (tb)
Hank Mobley (ts) #9-13
Tommy Flanagan (p) #1-7
Horace Silver (p) #8-13
Paul Chambers (b) #1-6,8-13
Wibur Little (b) #7
Max Roach (ds) #1-6
Elvin Jones (ds) #7
Kenny Clark (ds) #8-13
#01 Hello Young Lovers
#02 Kev
#03 What's New
#04 Blue Trombone
#05 Gone With The Wind
#06 100 Proof
#07 Our Love Is Here To Stay
#08 Portrait Of Jenny
#09 Pennies From Heaven
#10 Viscosity
#11 You're Mine, You
#12 "Daylie" Double
#13 Groovin'
April/26,May/3/January/29/1957 (Columbia), June/6/1955 (Blue Note)
#01-アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,ピアノソロ,ドラムとのチェイスあり。
#02-ドラムのイントロで始まるミディアム〜アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,ウオーキングベースソロ,アルコソロ,ピアノソロ,ドラムソロが入る。
#03-スローテンポの演奏。トロンボーンソロがある。
#04-アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,ウオーキングベースソロ,長いドラムソロが入る。
#05-ベースがテーマを奏でるミディアムテンポの演奏。トロンボーンソロ,ピアノソロがある。
#06-ミディアム〜アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,ピアノソロ,アルコソロ,ドラムソロあり。
#07-ミディアム〜アップテンポの演奏。トロンボーンソロがある。
#08-ミディアム〜スローテンポの演奏。ピアノソロがある。
#09-ベースがテーマを奏でるミディアム〜アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,テナーサックスソロ,ピアノソロ,ベースソロがある。
#10-アップテンポの演奏。トロンボーンソロ,テナーサックスソロ,ピアノソロ,ドラムとのチェイスが入る。
#11-スローテンポの演奏。トロンボーンソロ,ピアノソロがある。
#12-アップテンポの演奏。テナーサックスソロ,トロンボーンソロ,ピアノソロあり。
#13-ミディアムテンポの演奏。トロンボーンソロ,テナーサックスソロ,ピアノソロあり。