カフェでジャズを聴きながら

Kenny Dorham「Quite Kenny」



Kenny Dorham (ケニー・ドーハム) は，1924年テキサス州生まれ。

ビバップを代表するトランペッターの一人。

Charles Parker (チャーリー・パーカー) のクインテット，Art Blakey (アート・ブレキー) のジャズ・メッセンジャーズ，Max Roach (マックス・ローチ) のクインテットなどのメンバーとして活躍する。

自らのグループとしてジャズ・プロフィッツなども結成。

1960年代に多くの録音を，ブルーノートやプレスティッジなどのレーベルに吹き込む。

1972年腎臓病を患い死去。

本アルバムは，1959年11月13日の録音。

抑え気味のケニー・ドーハムのトランペットが，Tommy Flanagan (トミー・フラナガン) のピアノ，Paul Chambers (ポール・チェンバース) のベース，Art Taylor (アート・テイラー) のドラムという最高のリズム陣に支えられて，味のあるしっかりとした演奏を繰り広げる。

#6でのケニー・ドーハムとトミー・フラナガンのソロが特に素晴らしい。

ここで試聴できる。

Kenny Dorham (tp)
Tommy Flanagan (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

#01 Lotus Blossom
#02 My Ideal
#03 Blue Friday
#04 Alone Together
#05 Blue Spring Shuffle
#06 I Had The Craziest Dream
#07 Old Folks
#08 Mack The Knife

November/13/1959 (New Jazz)

#01-ミディアム〜アップテンポの演奏。
#02-スローテンポの演奏。
#03-ミディアム〜スローテンポの演奏。
#04-スローテンポの演奏。
#05-ベースのイントロで始まるミディアムテンポの演奏。
#06-ミディアムテンポの演奏。
#07-ミディアムテンポの演奏。
#08-ミディアムテンポの演奏。