FC2ブログ

この人,この1枚 -第22回-

Cannonball Adderley「In Chicago」



Cannonball Adderley (キャノンボール・アダレイ) は,1928年アメリカのフロリダ州タンパの生まれ。

正式名は Julllian Edwin Adderley (ジュリアン・エドウィン・アダレイ) 。" Cannonball " はあだ名で,大食漢を表す " cannibal " に由来する。

弟はコルネット奏者の Nat Adderley (ナット・アダレイ)。

1957年に Miles Davis (マイルス・デイヴィス) のグループに参加,マイルスの傑作アルバム「Kind Of Blue」の録音にも参加する。

マイルス・デイヴィスのグループを離れた後,弟のナット・アダレイとグループを組み,ピアニストの Bobby Timmons (ボビー・ティモンズ),Joe Zawinul (ジョー・ザヴィヌル),テナーサックスの Charles Lloyd (チャールス・ロイド) らを擁し成功を収める。

チャーリー・パーカーの後を継ぐようにジャズ界に躍り出たキャノンボール・アダレイの持ち味は,ゴスペルを背景にしたファンキーな豊で憂いを帯びた音色と心に響くフレーズが特徴である。

ソウル・ジャズ,ファンキー・ジャズの立役者の一人として知られる彼も,若い時分から大食僻に起因する糖尿病と偏頭痛に悩まされ,1975年に脳梗塞で亡くなる。

本アルバムは,ジャズ史に燦然と輝く奇跡のアルバム「Kind of Blue」録音の1ヶ月前の1959年2月3日に録音されたもの。

メンバーは,キャノンボール・アダレイの他は,John Coltraen (ジョン・コルトレーン) のテナーサックス,Wynton Kelly (ウィントン・ケリー) のピアノ,ベースは Paul Chambers (ポール・チェンバース),ドラムは Jimmy Cobb (ジミー・コブ) という,いわば,マイルス・デイヴィス抜きの「Kind of Blue」ともいうべきもの。

ソウルフルでエキサイティングな演奏スタイルのキャノンボール・アダレイがリーダーのためか,明るく気持ちよくスイングする演奏になっている。

ここここで試聴できる。

Cannonball Adderley (as)
John Coltrane (ts)
Wynton Kelly (p)
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds)

#01 Limehouse Blues
#02 Stars Fell On Alabama
#03 Wabash
#04 Grand Central
#05 You're A Weaver Of Dreams
#06 The Sleeper

February/3/1959 (Emarcy)

スポンサーサイト



今日の日付入りカレンダー

10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
カテゴリ
シンプルアーカイブ
リンク
FC2カウンター