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この人,この1枚 -第8回-

Art Blakey「A Night At Birdland vol.1 & vol.2」

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Art Blakey (アート・ブレイキー) は,1919年アメリカのピッツバーグ生まれ。
当初はピアノを演奏していたが,ドラムに転向,1940年代後半から Charles Parker (チャーリー・パーカー),Miles Davis (マイルス・デイヴィス),Thelonious Monk (セロニアス・モンク) らと共演する。
1954年から1955年にかけてピアニストの Horace Silver (ホレス・シルヴァー) とグループを結成,1956年にホレス・シルヴァーがグループを脱退後,「The Jazz Messengers (ジャズ・メッセンジャーズ)」のリーダーとして長い間活躍する。
アート・ブレイキーは新人を発掘する才能に恵まれ,Wayne Shorter (ウェイン・ショーター),Freddie Hubbard (フレディー・ハバード),Wynton Marsalis (ウィントン・マルサリス) といった若手プレイヤーがジャズ・メッセンジャーズに加わり育っていった。
このあたりのことについては「ハード・バップ大学 アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの天才養成講座」アラン・ゴールドシャー (ブルース・インターアクションズ)という本に詳しく書かれている。
1961年には初来日し,日本にジャズ・ブームを起こす。日本での熱狂的歓迎を受け大の親日家となり,日本の女性を妻に迎える。
1990年に亡くなる。
本アルバムは,1954年2月21日,ジャズクラブ Birdland (バードランド) でのライブ演奏。ハードバップの萌芽を感じさせる傑作アルバム。
「The Jazz Messengers」というグループ名はまだなく,プロデューサーである Alfred Lion (アルフレッド・ライオン) は「ブルーノート・オールスターズ」のライブレコーディングとして企画した。ただ,LPは単独のリーダー名で発売するという考えで,「A Night At Birdland With The Art Blakey Quintet」というタイトルとなった。
メンバーは,トランペットに Clifford Brown (クリフォード・ブラウン),アルトサックスに Lou Donaldson (ルー・ドナルドソン),ピアノはホレス・シルヴァー,ベースは Curry Russell (カーリー・ラッセル),そしてドラムがアート・ブレイキーというクインテット。
バードランドの名物司会者 Pee Wee Marquette (ピー・ウィー・マーケット) によるアナウンスの声を聞けば1954年のバードランドにタイムスリップ,5人による感動的な演奏を聴くことができる。
「vol.1」の#7と#8,「vol.2」の#6と#7の4曲はLPには収録されなかった演奏である。
「vol.1」はここここ,それに「iTunes Store」で,「vol.2」はここここ,それに「iTunes Store」で試聴できる。
彼のオフィシャル・ウェブサイトはここ

Clifford Brown (tp)
Lou Donaldson (as)
Horace Silver (p)
Curley Russell (b)
Art Blakey (ds)

(vol.1)
#01 Announcement By Pee Wee Marquette
#02 Split Kick
#03 Once In A While
#04 Quicksilver
#05 A Night In Tunisia
#06 Mayreh
#07 Wee-Dot
#08 Blues
(vol.2)
#01 Wee-Dot
#02 If I Had You
#03 Quicksilver
#04 Now's The Time
#05 Cofirmation
#06 The Way You Look Tontght
#07 Lou's Blues
February/21/1954 (Blue Note)

(vol.1)
#01-ピー・ウィー・マーケットによるメンバー紹介。
#02-ミディアム~アップテンポの演奏。アルトサックスソロ,トランペットソロ,ピアノソロ,ドラムソロが入る。(メンバーと曲の紹介)
#03-ピアノのイントロで始まるスローテンポの演奏。トランペットソロが入る。(曲の紹介)
#04-アップテンポの演奏。アルトサックスソロ,トランペットソロ,ピアノソロあり。(曲の紹介)
#05-アップテンポの演奏。アルトサックスソロ,トランペットソロ,ピアノソロ,ドラムソロが入る。(メンバー紹介)
#06-アップテンポの演奏。トランペットソロ,アルトサックスソロ,ピアノソロ,ドラムソロがある。
#07-ミディアム~アップテンポの演奏。トランペットソロ,ピアノソロ,ベースソロあり。
#08-スローテンポの演奏。アルトサックスソロ,トランペットソロ,ピアノソロあり。
(vol.2)
#01-(ピー・ウィー・マーケットによるアナウンス)ドラムソロで始まるアップテンポの演奏。アルトサックスソロ,トランペットソロ,ピアノソロが入る。(アート・ブレイキーのアナウンス)
#02-ピアノのイントロで始まるスローテンポの演奏。アルトサックスソロあり。
#03-アップテンポの演奏。アルトサックスソロ,トランペットソロ,ピアノソロ,ベースソロ,ドラムソロが入る。
#04-ドラムのイントロで始まるミディアムテンポの演奏。アルトサックスソロ,トランペットソロ,ピアノソロあり。(アート・ブレイキーのアナウンス)
#05-ドラムのイントロで始まるアップテンポの演奏。トランペットソロ,アルトサックスソロ,ピアノソロあり。(ピー・ウィー・マーケットによるアナウンス)
#06-アップテンポの演奏。トランペットソロ,アルトサックスソロ,ピアノソロ,ドラムソロが入る。(アート・ブレイキーのアナウンス)
#07-ベースのイントロで始まるアップテンポの演奏。アルトサックスソロ,トランペットソロ,ピアノソロがある。エンディングテーマの途中でフェードアウト。

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