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この人,この1枚 -第5回-

Charles Lloyd「Forest Flower : Charles Lloyd At Monterey」



Charles Lloyd (チャールス・ロイド) は,1938年アメリカのメンフィス生まれ。
1960年代に頭角を現したコルトレーン派テナーサックス奏者の一人。
1960年代後半に,ピアノに当時無名であった Keith Jarrett (キース・ジャレット),ドラムに同じく Jack DeJohnette (ジャック・デジョネット) をメンバーに加えたカルテットを結成し,自らのスタイルを確立する。
このグループは1969年に解散,以後,チャールス・ロイドはロック音楽に傾倒,ジャズファンを嘆かせる。
1980年代に入りカムバックを果たす。
本アルバムに収録されている曲の#1,2,5は1966年9月18日モンタレー・ジャズ・フェスティバルでのライブ演奏で,#3,4は同年同月8日のニューヨークでのライブ演奏。
白眉は,勿論#1,2,5の3曲で,チャールス・ロイドのテナーサックスにキース・ジャレットのピアノ,Cecil McBee (セシル・マクビー) のベース,そしてドラムのジャック・デジョネットという,夢のような凄いメンバーによる,何とも,1960年代のアメリカを象徴するような,夢と挫折を併せ持つ演奏には心が打ち震える。
ここここ,それに「iTunes Store」で試聴できる。
彼のオフィシャル・ウェブサイトはここ

Charles Lloyd (ts,fl)
Keith Jarrett (p)
Cecil McBee (b)
Jack DeJohnette (ds)
#01 Forest Flower - Sunrise
#02 Forest Flower - Sunset
#03 Sorcery
#04 Song Of Her
#05 East Of The Sun
September/8,18/1966 (Atlantic)

#01-ミディアムテンポの演奏。
#02-#1と連続した一つの曲。(拍手)
#03-アップテンポの演奏。
#04-スローテンポの演奏。
#05-アップテンポの演奏。(アナウンス)

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