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「暗闇に咲く花」ウィリアム・ベイヤー(扶桑社ミステリー)

「すげ替えられた首」に続くニューヨーク市警フランク・ジャネック警部が主人公の本書は,前作と同様に精神的に病んだ人間が引き起こす連続殺人事件を,主人公独特の本能と洞察力で解決する物語である。
警部が実の娘同様にかわいがっていた名づけ子が殺されるが,これが連続殺人犯によってなされた犯行であることが判明する。
そこで,警部は娘の知られざる生活を暴くことの良心的呵責に堪えつつ捜査を開始するが,予期せぬ出来事から意外な人物が実行犯であることがわかる。
捜査陣は事件が解決したと判断するが,主人公は真犯人は別に存在するという確信のもと,目星をつけた人物と殺された人達のつながりを求めて真犯人の育った街クリーブランドにとび,そこで恐るべき事実に遭遇する。
そして,警部は真犯人に対して心理的な罠を仕掛ける。果たして,真犯人は主人公の仕掛けた罠にどのように対処するか。
殺された娘の生活,実行犯と真犯人の秘められた過去など重苦しいトーンに貫かれた作品ではあるが,犯人はなぜこのような事件を起こしたのかを自ら納得するために考え行動するという主人公の姿勢には共感できる。

暗闇に咲く花

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