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「ソウル・コレクター」ジェフリー・ディーヴァー (文藝春秋)

リンカーン・ライム・シリーズ第8作の本書は個人のあらゆる情報を収集したデータベースを悪用して,ある人間に無実の罪を着せ,その人間の人生を破壊することに喜びを見いだす犯罪者との対決を描いている。
その取っ掛かりとなる事件の犠牲者はライムのいとこで,ライムの生い立ちも明らかにされる。物語の最後の方でライムがサックスのファイルをデータベースから引き出したときに提示される,プロファイル,紐づけされた個人,財務,通信,ライフスタイル,位置情報スキャン,法律などの項目にあげられている目次を見ると,あながち荒唐無稽とは言えない現実味を帯びた話しであると空恐ろしさを感じる。
物語のテーマ,ストーリー展開,個々のエピソードなど満足のいくもので,二段組み500頁の長編であったが一気に楽しく読むことができた。

ソウル・コレクター
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